過ごしやすさを求めて

最近、介護保険の住宅改修助成金を利用しての工事依頼が続けてありました。

高齢になると、動作がゆっくりになったり、足腰の曲げ伸ばしに痛みを感じたり、可動域が狭くなったりと身体に変化が起こる方が多くなります。

 今回依頼のあったあるお宅は、過去に関節や腰の手術をしたことがあり、加齢の影響もあるためにだんだん歩行に不安を感じているご主人のために、心身の負担を軽くし、なおかつ自立した生活を長く続けるためにと玄関と廊下に手すりを取り付けました。

 取り付け前は、壁に手を付きながら玄関框の上り下りや、廊下を移動していたために不安定な姿勢になり、転倒・怪我の不安を感じながら生活していました。

 取り付け後は、手すりがあることで動作の姿勢がよくなり、前より家の中で動く時間が多くなったそうです。

介護保険の住宅改修助成金制度は、身体に障害を持たれている方のためだけでなく、転倒防止・安全確保、動作の容易性の確保、精神的負担や不安の軽減、介護者の負担軽減など生活する皆のために利用されるものです。

介護認定を受けている方はだれでも利用できますので市町村の介護保険担当・ケアマネージャーなどにご相談してみたらいかがでしょうか?

(都道府県・市町村によっては独自の住宅整備補助事業を行なっているところもあります。)

 

 

 

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